「ピコリットル」の効果

エプソンのブロガーミーティングへ行くのに、甲州街道を下ってから北上してみた。土曜の西新宿、中央公園沿いの道が静かで良かった。しかしこの偉そうな都庁が怖かった。こんなに偉そうに大きく作れた時代がすごいよねぇ。
これ2Dでは伝えきれなかった。社屋自体がものすごく鋭角にとんがってるのです。エライ!
西新宿は昔「ヨドバシ浄水場」、今はヨドバシカメラとなっている、って俺の歴史に間違って記憶されていたのだけど、それを正してくれた幼稚園。
今日のブロガーミーティングは実は午前午後の二回あったらしい。それを知らなかったので「なんだ、今日はプロカメラマンだらけじゃないか!」女子ゼロ、プロだらけ、さすがプロセレクション。

そして「ピコリットル」の話を聞く。「3ピコ→2ピコ」この効果について顕微鏡拡大写真で味わいます。ついつい粒状を見てしまいますが、どうやらグラデーションの自然さ、つながりを見た方が良いかもです。
ひゃっほうっ!この液晶パネルに説明が出るのが未来。動作モードが多彩すぎて今までのLED点滅では表現に限界があったそうです。 このプリンターは従来のPX-5600より高そう(製造原価が高い)な気がします。
あれ、どうしたのかな?とかまごまごしてるとパネルが教えてくれます。「あ、そうそう」ってトレイをセット。もうずっと前からプリンターのここに液晶パネルがあった、って感覚でみんな即座に順応笑して使いこなしています。
渾身の作品をデータで持ってきてください、って言われて私はプールで遊ぶ子どもの写真を色域的に厳しそうな現像にして、渾身のテスト画像だこんにゃろ、って意気込んでいきました。  お友達のyukinyaa先生(←お友達ではなく、先生の間違いです。)も似たような趣向、いえそれ以上に過酷なデータを持ってきてました。あれはすごかった。。。

いえ、本当の意味ですごかったのは、プロカメラマン達のオリジナルプリントを最新最強のPX-5Vで出したのを、大のばしで見たその衝撃でした。 なんなんだ!!とにかくすごい。 プリンターがすごいのか、作品がすごいのか、いやその両方の融合なんじゃねーの、やばかったですよ。 ボクは自分の写真が恥ずかしくなって、早々に片付けて帰りました。(実際はやっと初めてお会いすることができた新藤さん達とお茶をしていきました。)

気がついたのはボクは自分のお気に入りの写真を「よーし、おおきくしてみちゃおうか!」なんて大伸ばししたことが一度もなかった、ってこと。大伸ばしなんてもったいなくて100%仕事写真でした。 で、最新最強のエプソンPX-5Vで大伸ばししてみると、写真の世界は「画面では」完結しないってことが良くわかりました。 「着地点」としての「紙の上」にどうやって表現・定着させるか。これは毎日のようにやってるはずなのに、ボクは全然わかってなかったらしいです。 

エプソンPX-5Vで「風合い」「トーン」「たたずまい」「気分」みたいなのを織り込んで、えんぴつでサインして、オリジナルプリントとして販売、、、うーん、あるよね、今日僕は他のカメラマンの写真(いかにも高そうで買えなかったけど、、、、)欲しいって思いましたから。

どうなんでしょう、旧型の5500とか5600とか4000でもカメラマンの腕さえ良ければ全然説得力のあるプリント出るでしょ、って言えばそうなのかもしれないし、いや、最新最強の5V(ファイブV←ヒトケタはフラッグシップの証なんだそうで! いつ1Vが出るのか今から心がときめいて止まらない。ワンブイっすよ!そいでもってワンブイ・エス、ワンブイマーク2とかも後で出るよ!←妄想モードですので無視)でなければ出ない空気感があるのかもしれない。

今日僕がプリントを見て「はっ」と感じたあの感じが「ピコリットル」の効果なのかもしれない。

<参考リンク>エプソンプロセレクションブログ 「PX−5V ブロガー発表会を開催しました!その1」
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2011年02月06日 Posted byはんちゃんJP at 03:48 │Comments(0)

 
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